消費者金融の契約期間はいつまで?意外に知らない契約期間について

どの消費者金融を選ぶかを決めるとき、金利や借入の限度額、加えて利便性などを考慮して自分にあった消費者金融を選んでいくわけですが、契約期間というものに着目することは少ないのではないでしょうか。キャッシング系の業者ではあまり契約期間を気にして借入を行うことは少なく、契約期間というもの自体気にしたことがないという方がほとんどでしょう。

そもそも業者と借主との契約が成立する場面は、最初に契約書を取り交わした時点で契約の効力が発生すると考えられます。この契約がお金を借りること、そして返すことを約束する契約なのはご理解いただけるでしょう。では契約が終わるのはいつになるのでしょうか。

多くの方が勘違いしているのが、契約の終了は借入金の全額返済をもって契約が終わると考えていることです。一見借主側の債務が消滅したなら契約は終了するように思われますが、実はそうではありません。

例えば全額返済しても、何かしらの理由により再度融資が必要になった場合、手元にあるキャッシングのカードはまだ使える状態です。もしも契約が終了していたなら、そのカードは使えない状態になっており、再度借入を行うためには業者と契約をしなければならないのです。

つまり債務の全額を返済したとしても、契約はそのまま締結されたままということになります。もしお金を借りる予定もなく、契約をしたままにしておくのが嫌だと感じるなら契約している業者へ契約解除の申し込みが必要になります。

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