公務員はお金を借りる時、有利に働くの?

一昔前は「消費者金融=サラ金」と言うイメージが強く、金利も高額であった為、消費者金融会社からお金を借りる事は、かなり勇気がいる物でした。けれど、グレーゾーン金利が撤廃され、キャッシングと言う言葉は定着し、銀行系消費者金融等も登場した近年、消費者金融会社の垣根はかなり低くなり、多くの方が利用する様になりました。

消費者金融への申し込み資格は、殆どの会社が、年齢が20歳以上から65歳前後、安定した収入が定期的に有る事、としています。そして、担保や保証人は必要が有りません。公務員や大手企業の勤めている方は、確かに離職率も低く、返済能力もあると見られる事は多い様です。申し込み時の必要書類に身分証が必要と成りますが、公務員の方は運転免許証を身分証として使うより、公務員だと言う事が証明できる「公務員共済保険証」を提示する方が事実です。けれど、中小企業や自営業者だからと言って不利になる事は有りません。過去の返済実績の方が審査の通過には大きく作用します。

つまり、公務員の方でも、過去に延滞を繰り返したり、多くの会社から融資を受けたりしていると審査は通過出来ません。中小企業にお勤めの方でも、延滞した事がない、過去に完済した事がある、そう言った実績のある方の方が審査には有利に働きます。

公務員と言う職業は、始めて消費者金融に申し込んだ時に多少有利に働く可能性はあります。けれど、その後、キチンと返済出来るかどうかの方が重要なのです。

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